私の夢だった雪

雪を見ることは、ずっと私の夢でした。

スリランカでは雪が降らないため、多くのスリランカ人が「いつか本物の雪を見てみたい」と思っています。

私もある日、日記にこう書きました。

「雪を見ることができたら、そのあと死んでも悔いはない!」

少し大げさですが、クリスマス映画に出てくる美しい雪景色を見て、雪への憧れがどんどん強くなったのです。

私が初めて日本に来たのは秋でした。

「もうすぐ冬だ!やっと雪が見られる!」

そう思って楽しみにしていました。しかし、私が住んでいた場所では、なかなか雪が降りませんでした。私はとてもがっかりしました。

私の雪への強い思いを知っていた会社の社長が、白馬へ行くバス旅行を予約してくれました。

うれしすぎて、旅行の前日はほとんど眠れませんでした。

当日の朝、5時30分ごろにお風呂に入りました。お湯がとても気持ちよくて、私は時間をすっかり忘れてしまいました。

そして、時計を見た瞬間――

「大変!6時までに駅へ行かなければ!」

急いでお風呂から出て、ものすごいスピードで準備をし、駅へ走りました。電車には、なんとかギリギリで間に合いました。

しかし、安心するのはまだ早かったのです。駅に着くと、今度はバスが出発しそうになっていました!

社長と私は、バスに向かって全力で走りました。

私の長年の夢が、お風呂にゆっくり入りすぎたせいで、雪を見る前に消えてしまいそうでした!

幸い、社長は私を怒りませんでした。ただ一言、

「走る準備をして!」

と言って、一緒に走ってくれました。

こうして私たちは、なんとかバスに間に合い、私は白馬で初めて本物の雪を見ることができました。

私の「雪の夢」は、見る前に溶けてしまうところでした!❄️😂

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